『言葉』(Sözler)第11の言葉
宇宙の大博覧会と招かれた貴賓
宇宙という大いなる美の宮殿において、意識ある鑑賞者としての人間の知性と感性の使命の省察。
— Bediuzzaman Said Nursi, 『言葉』(Sözler), 第11の言葉かつて一人の偉大な王が、想像を絶する壮麗な宮殿を築きました。宮殿を無上の宝石と息を呑む芸術で飾り、極上の馳走が並ぶ祝宴の席を整えました。 そして宮殿の門を開いて人々を招き入れ、彼らを導く案内人を遣わしました。案内人の務めは、展示された芸術の深遠な意味を解説し、王の知恵と品格を知らせ、客人に心からの感謝の作法を教えることでした。 この宮殿こそが私たちの宇宙であり、王とは創造主であり、招かれた客人とは驚嘆の眼を持つ人間なのです...
哲学的要点
私たちは地球に偶然迷い込んだ不法侵入者ではありません。宇宙の芸術を鑑賞し讃えるために招かれた貴賓です。
一問一答解説
Q なぜ人間にのみ、これほど豊かで繊細な知性と美意識が与えられたのか?
A 単なる生物学的生存のためであれば、本能と飢えだけで足ります。しかし調和や美、真理を味わうためには精緻な心の受容体が必要です。人間のあらゆる能力は宇宙を鑑賞するために作られました。